しかし、僕を含めスタッフの皆はそこに辿り着くこともできませんでした。時間に追われる日々の中からは「お客様想い」という考えが生まれてくる事は決してありません。どうにかして、この状況を改善する必要があります。
現在、制作課では基本的にメインのお客様を持つという概念はありません。スタッフが担当のお客様に拘って、他のお客様を蔑ろにするというのは「お客様想い」からもっとも離れたものとなるはずです。僕を含めスタッフ全員は原稿をお持ち頂いた、お客様全てに100%の対応をしたいだけなのです。円滑に業務を進めていくこと、これが今の僕にとっての「お客様想い」となります。